@mseep/kintone-mcp-server v5.2.0
MCP server for kintone サンプル
これは kintone との連携目的で使用できる Model Context Protocol (MCP) サーバーの簡易なサンプルです。 生成AIを用いて自動作成したものを現状有姿で提供します。
この MCP server を使うと Claude Desktopアプリから kintoneデータへアクセス・更新できます。
クライアントとして Claudeデスクトップアプリを使用する場合は Claude Pro プランのサブスクリプションが必要です。 Windsurf や CLINE で使用することもできます。
使い方
1. ソースコードをダウンロードする
ダウンロード先はどこでも構いませんが、半角英数のみで構成される、あいだにスペースを含まないパスに入れるのが良いと思います。
2. Node.jsをインストールする
Node.js 18 以降を使用してください。
3. npm installする
npm i4. Claude Desktopアプリの設定ファイルを編集する
claude_desktop_config.json という設定ファイルを探して、以下を参考に、このファイルの "mcpServers" の項に設定を追加してください。
{
"mcpServers": {
"kintone": {
"command": "node",
"env": {
"KINTONE_DOMAIN": "[あなたが使用するサブドメイン].cybozu.com",
"KINTONE_USERNAME": "MCP接続で使用するkintoneユーザー名",
"KINTONE_PASSWORD": "kintoneユーザーのパスワード(平文)"
},
"args": [
"[kintone-mcp-serverを配置したパス]/server.js"
]
}
}
}5. Claude Desktopアプリを再起動する
claude_desktop_config.json への変更を保存したのち、Claude Desktopアプリを一度終了させて再起動してください。 アプリを終了させたように見えても常駐したまま残っている場合があるため、常駐アイコンを右クリックしてQuitしてください。
6. 動作確認
まずは Claude に "kintoneアプリ「設定したkintoneユーザーでアクセス出来るアプリ名の一例」のアプリIDを調べて" と尋ねてみてください。 ここで入力するkintoneアプリ名は一言一句正確に指定する必要があります。
7. この MCP server が提供している機能の一覧
各ツールのアノテーション属性については docs/tool-annotations.md を参照してください。
レコード操作
get_record: kintoneアプリの1レコードを取得search_records: kintoneアプリのレコードを検索create_record: kintoneアプリに新しいレコードを作成update_record: kintoneアプリの既存レコードを更新add_record_comment: kintoneレコードにコメントを追加
ファイル操作
upload_file: kintoneにファイルをアップロードdownload_file: kintoneからファイルをダウンロード(注意: 現在の実装では1MB以上のファイルは正常にダウンロードできない場合があります)
アプリ情報
get_apps_info: 検索キーワードを指定して該当する複数のkintoneアプリの情報を取得get_form_layout: kintoneアプリのフォームレイアウトを取得get_app_actions: kintoneアプリのアプリアクション設定を取得get_app_plugins: kintoneアプリに追加されているプラグインの一覧を取得get_process_management: kintoneアプリのプロセス管理設定を取得
アプリ操作
create_app: kintoneアプリの新規作成add_fields: kintoneアプリへのフィールド追加update_field: 既存のkintoneフィールドの設定を更新update_form_layout: kintoneアプリのフォームレイアウトを変更update_app_settings: アプリの一般設定を変更deploy_app: kintoneアプリの本番運用開始(運用環境へ反映)get_deploy_status: アプリ設定の運用環境への反映状況を確認するmove_app_to_space: kintoneアプリを指定したスペースに移動move_app_from_space: kintoneアプリをスペースに所属させないようにする
スペース操作
get_space: スペースの一般情報を取得update_space: スペースの設定を更新update_space_body: スペースの本文を更新get_space_members: スペースメンバーのリストを取得update_space_members: スペースメンバーを更新add_thread: スペースにスレッドを追加update_thread: スレッドを更新add_thread_comment: スレッドにコメントを追加add_guests: ゲストユーザーを追加update_space_guests: スペースのゲストメンバーを更新
ユーザー・グループ情報
get_users: kintoneのユーザー情報を取得get_groups: kintoneのグループ情報を取得get_group_users: 指定したグループに所属するユーザーの一覧を取得
kintone接続情報
get_kintone_domain: kintoneの接続先ドメインを取得get_kintone_username: kintoneへの接続に使用されるユーザー名を取得
8. その他
その他に、この MCP server を使用してどういったことが出来るか ブログ に書いたので読んでみてください。
他にも kintone用の MCP server を公開されている方がおられますので、参考にしながらご自身でオリジナルの MCP server を作ってみるのも良いかもしれません。
「kintone」はサイボウズ株式会社の登録商標です。
ここに記載している内容は情報提供を目的としており、個別のサポートはできません。 設定内容についてのご質問やご自身の環境で動作しないといったお問い合わせをいただいても対応はできませんので、ご了承ください。
6 months ago