7.5.0 • Published 6 years ago

@nec-baas/ssepush-node v7.5.0

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6 years ago

NECモバイルバックエンド基盤: Node.js 用 SSE Push SDK

NECモバイルバックエンド基盤(BaaS)の Node.js 向け SSE Push クライアントライブラリです。

本ライブラリは Node.js 専用です。ブラウザでは利用できません。

準備

本ライブラリを使用するアプリケーションディレクトリ(package.jsonが存在する ディレクトリ)に移動し、本ライブラリを npm install でインストールしてください。

$ npm install @nec-baas/ssepush-node --save

使用方法

サンプルが example/client.js にありますので、詳細はこちらを確認ください。

インスタンスの生成

最初に、本ライブラリを require してください。 (BaaS ライブラリの require と初期化も必要です)

const SsePush = require('@nec-baas/ssepush-node').SsePush;

以下手順で SsePush インスタンスを生成します。

const ssePush = new SsePush(Nebula);
// デバイストークン設定
ssePush.setDeviceToken(deviceToken);

デバイストークンは、デバイスに固有の識別子です。UUIDなどを使用することを 推奨します(SsePush.uuid()で生成可能)。デバイストークンは同一デバイス では原則変更しないように、適宜保存するなどしてください。

受信チャネル設定

受信チャネルを設定する場合は、setChannels で指定します。

ssePush.setChannels(['channel1', 'channel2'])

ハートビート間隔・監視設定

ハートビート間隔の設定は setHeartbeatInterval で行います。 値はサーバ側の設定に合わせてください。

ssePush.setHeartbeatInterval(30);

ハートビート間隔の2倍の時間が経過してもハートビート受信ができない場合は、 onError でエラー通知されます。

なお、ハートビート間隔を設定しない場合は、ハートビート監視は行われません。

登録・受信開始

BaaSサーバへのインスタレーション登録と Push 待ち受けを開始します。 ユーザがログイン状態になっている場合は、インスタレーションは自動的にユーザ に紐づけされます。

// BaaSサーバへの登録と Push 待ち受けを開始
ssePush.start({
	onMessage: (message) => {
		// 受信処理
	},
	onError: (error) => {
		// エラー処理
	}
});

SSE Push メッセージを受信するたびに onMessage が呼び出されます。 引数でメッセージが渡されます。メッセージは以下のような JSON object で、本文は "data" に格納されます。

{
    "type": "message",
    "data": "This is a test.",
    "lastEventId": "",
    "origin": "https://baas.example.com"
}

エラー時は onError が呼び出されますので、適宜回復処理を行ってください。 ステータスコードは error.status に格納されます。

オプション

Proxy サーバを使用する場合は、SsePush コンストラクタの第二引数にオプション を指定してください (注: 認証付きの Proxy は使用できません)

const options = { proxy: 'http://proxy.example.com:8080' }
const ssePush = new SsePush(Nebula, options);

HTTPS接続でかつサーバ側が自己署名証明書を使用している場合は、以下のオプションを指定します。 (非推奨)

const options = { rejectUnauthorized: false }

その他のオプションについては、EventSource の README を参照してください。

OSSライセンス

本モジュールは EventSource v1.0.5 を改造したものを含んでいます。 (lib/eventsource.js) https://github.com/EventSource/eventsource

改造内容は以下のとおりです。

  • oncomment コールバックを追加
  • options に agent を追加

ライセンス条件は LICENSE.eventsource を参照してください。