1.3.2 • Published 4 months ago
air-cursor v1.3.2
AirCursor
AirCursorは、マウスを使わずに手のモーションのみでPCを操作できるReactコンポーネントです。
インストール
以下のコマンドを実行して、AirCursorをインストールします。
npm install air-cursor
インストールが完了したら、package.json
にair-cursor
が含まれていることを確認してください。
アップグレード
AirCursorの新しいバージョンがリリースされた場合、以下のコマンドを使用してアップグレードできます。
npm update air-cursor
または、特定のバージョンにアップグレードしたい場合は、次のようにバージョン番号を指定します:
npm install air-cursor@latest
@latest
を指定すると、最も新しいバージョンがインストールされます。
使い方
ReactコンポーネントにAirCursorをインポート
以下のようにReactコンポーネント内にAirCursorをインポートします:
import AirCursor from 'air-cursor';
AirCursorコンポーネントを追加
JSX内に<AirCursor />
を追加して、AirCursorを使用可能にします:
<AirCursor />
buttonTextプロパティの設定
<AirCursor />
コンポーネントには、初期設定ボタンのテキストをカスタマイズするためのbuttonText
プロパティを設定できます(デフォルトは「ハンドトラッキングシステムを使用する」になっています)。例えば、ボタンのテキストを"開始"に変更する場合は以下のようにします:
<AirCursor buttonText="開始" />
初期設定
初めて<AirCursor />
を表示すると、ボタンのみが出力されます。このボタンをクリックすると、ポップアップが表示され、使い方を確認するチェックボックスを押す必要があります。
カメラビューの選択
使用するウェブカメラの映像を画面に表示するか、または映像の配置場所を選択します。
カメラ使用の許可
次に、ウェブブラウザからカメラの使用許可を求める通知が表示されます。許可を与えると、AirCursorの使用を開始できます。
機能
AirCursorは、以下の3つの機能を備えています。
画面をつかんでスクロール
- 人差し指と親指を合わせると、赤いポインタが表示されます。この状態で「つかんでいる」状態となり、手を上下に動かすことで画面をスクロールできます。
ポインタの合わせ
- 人差し指と中指を合わせると、青いポインタが表示され、クリックしたい箇所に照準を合わせます。
クリック
- 青いポインタが表示された状態で、親指を人差し指と中指に合わせて3本の指が揃うと、黄色いポインタが出現し、クリックイベントが発生します。これにより、照準を合わせた要素がクリックされます。
使用のコツ
誤認識を防ぐために:
- スクロールさせたい場合、親指と人差し指を合わせる必要がありますが、その際に使用していない他の指(中指や薬指など)が親指や人差し指に近づいていると誤って認識されることがあります。そのため、使用していない指はできるだけ立てておくと、正確に認識されやすくなります。